兵站局でお世話になっております なの さんから、長男『伊吹』の誕生記念絵を頂きました。ありがとうございます。
大きくなってから見せることにしましょう。
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なのさんが描かれた伊吹は、太平洋戦争中起工した最上級巡洋艦の5番艦で、日本海軍では2代目にあたります。
巡洋艦として起工するも、戦局の変化から航空母艦に設計変更され、改装半ばで終戦を迎えています。
初代は、日露戦争後に建造された巡洋戦艦で、起工から進水まで6ヶ月と言う、建造のスピード記録を持っています。
両艦とも呉にて建造されました。
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時に、"伊吹"という単語には、"風"という意味があります。"伊"は、此(これ)などの音を整える意味合いの語で、"吹"が風になります。
(The wind といった感じですかね。)
"吹"が、風をあらわすのは、風は神の息であると言う考えに由来しています。
故に、風の強い場所には、自然と伊吹の名がつく事が多く、日本各地に伊吹の名があるのはこのためです。
日本100名山の一つ、伊吹山もその名が示すとおり、"伊吹おろし"と言う強い風が吹く事で有名です。
特別な風が吹く山だけに、きっと神が宿っているに違いない。そういった事から、古来より伊吹山は、日本神話の舞台となったり、
修験道の修行場として使われてきたのではないかと考えられます。
氏のサイトはリンク許可をとって無いので、また後日。
『なのさいと(仮)』